矯正器具を使用した自宅ケア

2024年8月7日

矯正器具を使用した自宅ケア

自分の手で改善できる可能性

真性包茎を自覚しつつも、手術を受けるまでは踏み切れないという方も少なくありません。
そんな方のために、自宅ケアができる矯正器具が存在しています。
矯正器具の穴に包皮を剥いた状態の陰茎を通し、ネジを回すことで締め付けられて包皮を剥いた状態を固定化させる狙いです。
ネジを回すことで締め付ける強さを調整できるので、負担のかからない範囲でしっかりと固定できる強さにします。
装着した状態ではパンツやズボンも履けないことから、外出をする時は避け時間のある時に行います。
そのまま数時間キープしますが、テレビを見ながらまとまった時間にリラックスして行うのがおすすめです。
これを繰り返すうちにやがて矯正器具を装着しなくても包皮が剥けた状態が保たれるようになり、手術をせずとも真性包茎が改善できる可能性があります。
真性包茎に悩んでいるがクリニックに通うのが難しい方、あるいは通いたくない方でも矯正器具を使用して改善した方が増えています。

装着したまま外出できる方法

前述の矯正器具は大掛かりな装置になることから、一定の効果は期待できる一方で装着したまま外出するのが困難なのがネックでした。
そこで真性包茎に悩んでいる方におすすめなのが、矯正リングを使用した治療法です。
シリコンなどで作られた小さなリングであることから、自宅ではもちろんのこと外出先でも使用できます。
包皮を剥いた状態でリングを装着し、その状態になるように癖を付けるという試みです。
見た目では装着したことが分からないため、そのままの状態で電車に乗ったりお仕事をする方もいます。
矯正器具のような速度ではないものの、じっくりと時間をかけて行う治療法です。
シリコン製のリングの場合は柔軟性があり、亀頭へのダメージを最小限にできるのと引き換えに、締め付けがややソフトなところがあります。
生活にほとんど影響なく続けることができるので、気軽に始めることができます。
真性包茎に悩んでいるが気軽に何とかしたいという方にとって、有力な選択肢となりました。

まとめ

真性包茎と聞くと専門のクリニックで手術を受けるしか方法が無いと思われてきましたが、実は自宅ケアも存在していることが分かりました。
手術のような即効性は無いとは言え、メスを入れずに改善ができることにメリットを感じ、時間をかけてじっくりと取り組む方も増えています。
費用面や包皮を切除することを懸念して手術を断念した方にも、改善できる希望が生まれました。
もちろん真性包茎であるからには相応の時間がかかりますが、患者さんに選択肢を与えることに成功しています。