手術による真性包茎の矯正

2024年8月7日

手術による真性包茎の矯正

手術で真性包茎を矯正するメリット

真性包茎は仮性包茎とは異なり、包皮が完全に亀頭を覆ってしまっているため、癒着や炎症等のトラブルが起きやすい状態です。また成長期にある場合、亀頭が包皮に抑えられた形になるため、発育に影響が生じるおそれもあります。排尿や性交渉に悪影響をもたらす場合もあるため、適切に矯正を行ったほうが良いといえるでしょう。
包茎の矯正方法には、器具等を使用する方法と手術の二種類がありますが、真性包茎の場合は、手術を受けるのが安心だといえます。包皮の入口が狭いため、無理に矯正器具を使用すると痛みが生じたり、カントン包茎になってしまうリスクがあるのです。一般的な包茎矯正器具は医療器具ではなく、安全性や効果が保証されていません。
確実性や安全性を考慮すると、専門のクリニックで真性包茎の手術を受けるのがベストだといえます。手術による真性包茎矯正は、一時的な効果ではありませんので、悩みを根本的に解決することが可能です。

真性包茎矯正手術の種類

真性包茎の矯正手術は、主に環状切開術と背面切開術の二種類であり、それぞれ手法や利点が異なっています。もっとも多く行われているのは環状切開術であり、これは亀頭をおおっている包皮を環状に切除する、というものです。この手術方法のメリットは、感度の低下を避けることができる点、そしてリスクが少ない点にあります。20分ほどで完了する手術であり、費用も比較的リーズナブルなため、多くの人に選ばれている矯正方法です。
背面切開術のメリットは、メスを入れる範囲を最小限に抑えられること、亀頭と包皮がすでに癒着している場合でも矯正可能なことにあります。包皮を完全に切除する手術とは異なり、皮が残る状態となるため、術跡が目立ちやすい傾向です。
どちらの手術方法が適しているかは、包茎の症状や、期待する治療結果によって異なってくるでしょう。いずれの手術も真性包茎を効果的に矯正することが可能な治療法として、多くのクリニックに採用されています。

まとめ

真性包茎は包皮にしっかりと覆われた状態となっているため、市販されている矯正器具を使用すると、痛みなどのトラブルが起きやすいといえます。効果的に真性包茎を矯正するなら、専門クリニックで環状切開術や背面切開術を受けるのが安心です。もっとも多くの人に選ばれている真性包茎の矯正手術は環状切開術であり、リスクが少なく費用が比較的安いというメリットを持っています。真性包茎を矯正するなら、環状切開術や背面切開術を行っているクリニックに相談をしましょう。